音色エディットに関するパラメータ

ここでは、音色エディットに関するパラメータについて述べていきたいと思います。 音色エディットに関する主なパラメータは以下の通り。

Vibrato Rate(ビブラート・レイト)

音のピッチをふるわせる速さ。ビブラートとは音のピッチをふるわせる効果のこと。

Vibrato Depth(ビブラート・デプス)

音のピッチをふるわせる深さ。

Vibrato Dekay(ビブラート・ディレイ)

音のビブラート効果がかかり始めるまでの時間。

Cutoff Frequency(カットオフ・フリーケンシー)

ロー・パス・フィルター(Low Pass Filter)におけるカットオフ周波数。
ロー・パス・フィルターは基本的に基準値より低い周波数成分を通します。 Cutoff Frequencyはその基準値を変えるためのパラメータで、 カットオフ周波数が低いと、こもったやわらかい感じの音になり、 高いと明るい感じの音になります。

Resonance(レゾナンス)

カットオフ周波数付近の倍音成分を強調するためのパラメータ。
カットオフ周波数付近の倍音成分が強調されるとくせのある音になります。 倍音とは周波数が基本周波数の整数倍(2倍以上)の音のこと。

Attack Time(アタック・タイム)

音の立ち上がりの時間(下図参照)。

Decay Time(アタック・タイム)

音が立ち上がってからサスティン・レベルになるまでの時間(下図参照)。

Release Time(リリース・タイム)

ノート・オフ(離鍵)してから音が消えるまでの時間(下図参照)。 カットオフ周波数もこれに従って下がります。

エンベロープ

これらのパラメータをエディットできない音源もあれば、 これら以外の様々なパラメータをもエディットできる音源もあるみたいです。
エディットする手段も様々で、 GM2対応の音源はこれらのパラメータをコントロール・チェンジでエディットできるようです。 GS音源のSC-88Pro等では、NRPNとコントロール・チェンジのData Entryを用いて エディットすることができます。 また、これらのパラメータをエディットする際、 エクスクルーシブ・メッセージを用いる音源もあるようです。
音源やシーケンスソフトのマニュアルを参考にしていろいろ試してみるといいでしょう。

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