CronoX3でFM音源の真似事をやってみる
CronoX3のFM変調機能
FM音源にはモジュレータとキャリアの2種類のオペレータ(アナログシンセのオシレータにあたる)があり、
モジュレータでキャリアに変調を掛ける信号を作り、キャリアで音を出す音声信号を作る。
CronoX3にはFM変調機能がある。これを使うとGEN1(GEN3)がFM音源でいうところのモジュレータに、
GEN2(GEN4)がキャリアとなるようだ。
FM音源は基本的にサイン波を使うので、とりあえずAlpha(SSW付属)でサイン波を作り(こんな音)、
録音し、これをGEN1とGEN2のループサンプラーで読み込んで使ってみた。
(わざわざこんな事しなくてもCronoX3のSamplesフォルダにはサイン波のwavファイルがあるし、
シュレーダーに音声ファイルを読み込まずに使っても同じ様な音は出る)
とりあえずFM音源はキャリアとモジュレータの周波数の比率
(音の高さの違い)によって
音色が変わるので、これを利用して音を作ってみた。
5〜7ではLFOを使ってGEN1のピッチを変化させています。
ソフトシンセにあまり慣れていない人間が、録音したサイン波だけでこれだけの音を作れたのだから
音声波形等を工夫すれば更に色々な事ができると思う。